年中無休で休みたい

赤だったりアクアだったりする人のブログ。

幸せな家族の話 をプレイしました。 感想。ネタバレあり。

 

 

クトゥルフ神話TRPG「幸せな家族の話」

シナリオ主:さんとなな さん をプレイしました。

多少ぼかしましたがネタバレを多く含むのでプレイ動画を視聴するかシナリオをプレイしてからご覧になることを強く推奨します。

 

 

 

幸せな家族の話を

HO1 父親 涼井倫太郎としてプレイしました。

それぞれのキャラクターは

HO2母親 萌 

HO3長男 蓮太郎 

HO4長女 真倫です

 

まずはキャラ作りから。

 

 KPから技能3回まで振り直していいと許可が出ましたがこういうのはよほどひどい数値が出ない限りあんまり振り直したくない性分です。

 クトゥルフwebダイスで一括でえいっ。

 STR17 CON10 POW16 DEX16 APP11 SIZ12 INT11 EDU17……。

良すぎて振り直すのを検討するレベルのやつ出来たね。これで行くか〜と思ったら

「年収200万」の文字が。

 ……お父さんの年収これじゃ探索する前に一家が路頭に迷うだろ!

 でも面白かったのでみんなに報告します。

 するとお母さんが年収ダイス頑張ってくれました。

 お母さんの年収「5000万円以上」

 これ頑張りすぎじゃね?お笑い芸人のコンビ間格差という言葉が頭の隅をよぎりました。

 お父さんの立場はありません。

 

 余談なのですが、CoCに年齢でハンデが必要ということを僕は今回初めて知りました。いつも作ってたキャラが大学生か成人だったからですね。今回KPからHO3・4は中学生・小学生なので個別キャラクターシートがありますと言われ、まあそういうものなのかと聞き流していたのですが、終わってから思い出すとこのシナリオでこれはズルいじゃん!ラストCON対抗だよ!

 

 

☆0日目

 家族でショッピングモールに行くことに。

 ゲーセンでぬいぐるみを取ってあげたり、子供たちに洋服を買ってあげたりしました。Oh,family…

 (これ以降プレイヤーたちの休み時間の話題はこいつらどんな服持ってそうかなになります。)

 ショッピングモールを出たところでSANチェック空が作りもののように見えます。

 その描写を聞いて何となくなのですが、「これもしかしてヘッドフォンアクターな感じか?」と思いました。

 

☆1日目夜

【図書館】技能が高かったため書斎へ。

【図書館】は失敗したものの【目星】は成功したためこの家にとてもよく似たミニチュアの入った硝子の立方体を見つけます。

なんだかこの家は作られたものじゃないかな~ということが分かりました。

 

 

☆2日目朝

 外の様子を確認したかったので森林公園へ。

 展望台からの【目星】は失敗したものの、公園の端から端までランニングをすると言うとKPから温情目星をいただきこれが成功。

 やはり空がドームのように見えるようです。

 

 

☆ヤバい焦げ方をしているフレンチトースト(MADE BY真倫)を食べながら情報交換。

 図書館で事件の情報が手に入ったそうです。朝食のとき新聞を読む宣言をしていたので【知識】でそれを獲得。

 みんなに森林公園には展望台があったことを伝えます。すると3人は次に森林公園に行くと宣言。僕はとりあえず商店街と宣言。

 晩ご飯のためのおいしいお惣菜を買ってくる約束をします。

 

☆2日目昼

 みんなが森林公園に行ったのでひとり母親の私室を探ることにします。いちばん怪しいのはここでしょう。

結果:なにもなかったです。

 KPからもう1箇所行っていいよと言われたのでそれならと自室へ作られた世界でも自分の部屋を見ればなにか思い出すかなという目論見があったのですが、ここも収穫なし。

 仕事に使う道具とか置いてあるだろうから持って行っていいよと言われましたがお坊さんの道具で武器になりそうなものを特に思いつかなかったのでターン終了。

(外出すると嘘をついて奥さんの部屋に勝手に入るデリカシーなし男になっていることにセッションが終わったあとで気づきます。)

 

 

☆晩ご飯のフェイズになって家族のためにお惣菜を買ってきていなかったことに気づきます。体調が悪かったということにしましたが、探索ばっかじゃなくてRPもしろ馬鹿野郎。

 料理をするのですが、判定方法はPOW×5です。ここまで息子はスペシャルを出してくれていましたが、娘と妻からから繰り出される壊滅的な料理を見ています。ここは父親の威厳を見せたいところ。

 最初に書いたようにPOW16ですからね。家族でいちばん高いんですよ。つまりこの世界でいちばん高いってわけ。5倍で80。失敗するわけないんですよ。

 

             1d100=       9 7

 

         は???????

 

お惣菜を買ってこないうえに家族に産廃を出す父親の出来上がりです。/(^o^)\ナンテコッタ

 

☆2日目夜

 庭に出てもいいけど夜だから暗いかもしれませんというKPの言葉を聞いたので、懐中電灯とかないかな〜と物置へ。

 ……開いてねえじゃん。KPからもう一箇所行っていいと言われたのでじゃあ風呂入って寝るかと思いお風呂を選択。

 おお、お風呂で溺れてなにやらやばい記憶が蘇ったうえにHPが2減りました。

 書斎の立方体の情報と合わせてどうやら我々はなんか体は死んでそ〜みたいなことをふんわり理解しました。

 

 

☆3日目朝

 物置開いてなかったわ、と言ったら萌さんが鍵を失くしたとおっしゃる。怪しい〜。

 書斎はまだ掘った方がいいんじゃないかな〜というKPからのアドバイスで書斎2回目にチャレンジ。

 今度は図書館に成功し、古い本から魂の保管法などをゲット。おおっと、これは核心っぽい。他の人に見られるとよくないのかな?本を拾って私室に置いて鍵をかけます。

 

 

 

☆昼ご飯。

 真倫と2人でクリティカルが出ておいしい料理を食べながら蓮太郎に図書館でなにかいい本あったか?と聞いてみると

クトゥルフってのがあってねー、ラヴクラフトって人が〜」と冒涜的情報が垂れ流されました。SAN値テロをするんじゃないよ!

 で、まあこうなったらひとりで考えていても仕方ないし(SAN値テロの仕返ししたいし)さっきの魂の保管法のことをバラします。

 するとKPから「目星振って」という指示が。失敗したものの、母親のアクセサリーに違和感があるというので聞いてみます。

 するといきなりデュエルで魔術で拘束されました。ナンデ?

KP「戦闘が始まりました」

 母親が黒幕か!5ターンの間動けなくなったので自分のターンに「俺のポケットに本が入ってるから取れ!」と叫ぼうとしますが、それは子供2人のターンも消費してしまうと言われたため諦め。

(いやさっきその本は自分の部屋に隠しただろ忘れるな)

 蓮太郎も拘束されてしまったため、唯一動ける真倫に「書斎の硝子の立方体を壊せ」と指示します。

 明確にこれで助かると思ったわけではなく、とりあえず思いついたのがこれでした。まだ情報出きってないからなあ。

 真倫が母に対する説得を続け、拘束が解けました。萌さんが話しづらそうだったので

「我々は放火魔によって死んでいるのではないか、魂の保管法で夢を見ているような状態になっているのではないか」という僕の現時点での当て推量を話しました。

 どうやら当たっていたようで。

 HO2の情報が公開されます。

 我々はペンダントの中にいてこのままずっと一緒に暮らすことはできるが、エンドレスエイトのような状態になってしまう。

 しかし現実に戻ると火事で死んでしまう。

 僕はこういう物語をみると、幸せに暮らしてもいいんじゃない?と思う質なのですが、この涼井倫太郎、お坊さんなのです。輪廻転生とかの話を考えるとさすがに解決法を探すべきでしょう。

 ……まずいね。僕には現時点の情報じゃ解決する手段が思いつかないね。

 でも3人、特に真倫はまだやることがあるようで、次の探索が始まります。

 萌さんは物置へ。蓮太郎はトイレへ。僕は真倫が庭に行くというので着いていきます。

 庭を掘り返すと変な缶が出てきました。僕には特に情報は増えませんでしたが、真倫がなにかを覚えたようです。クトゥルフでなにか魔術を覚えるってよっぽどじゃない?大丈夫?

 萌さんは先ほど物置に行きたがらなかったのですが、もう一度集まるとどうやら行く決心がついたようです。4人でレッツゴー。

 

☆物置にて

謎の人に対する【応急処置】50パーセントが成功しましたがあまり情報なし。(・ε・` )

机を調べた真倫がナイフを発見。

続いて本棚を調べます。

【図書館】で3連続ダイスを振って成功するごとに情報がもらえるそうです。

唸れ俺のダイス!【図書館】75!

3連続成功!

 情報を全てゲット!

 そして玉虫色の注射器を渡されます。

 流れからしてこれがショゴスになる薬ですか。ふーん。そしてショゴスは火に強いと。へーん。

 先ほど言ったように、ここが夢でそして現実では火事の中なのだとしたら。

 そしてHO1のハンドアウトは。

 なるほどね。

 

 シーンに戻りましょう。

 レポート①を読むとSANチェックと言われましたが僕のリアルINTが足りなかったため全員に考えてもらうことにします。

しばらくみんなで考えたのですが、頭がとっちらかったことと、リアルな方の時間制限が迫ってきたため、KPから現在存在する3つの選択肢を提示してもらえました。

 

アーティファクトを破壊して外に出る。

②ナイフで外に出る。

③このままここで幸せに暮らす。

 

 ③はないな。ということでもう一度考えます。

 萌さんの話によると多分ひとりが瓦礫の下で残りの3人は大丈夫だと思う、だそうです。誰が瓦礫の下にいるのかが重要になります。まあ、俺やろな。

 そして真倫は自分が瓦礫の下にいないであろうという確信があるそうです。

真倫「私、実は空中浮遊の術が使えて、」

 ・・・・・・ナンデ?

 さっき覚えたやつか。なるほど。まあそれを持ってるなら瓦礫の下ではないでしょう。

 というわけで真倫をナイフで帰したあとに3人がペンダントを壊して帰ることにしました。

 

〇ラスト

 シーンに呼ばれてルールを読みます。

 真倫の1ターン目がCON対抗して失敗したようです。

ぼく「倫太郎にできることは?」

KP「応急処置ならしてもいいかな」

 頼む!50パーセント!成功!

 1d3で3が出て真倫が3回復。よかった。

 蓮太郎はCON対抗に負け、萌さんは倫太郎の手を握ることを選択しました。

 

2ターン目。

 真倫のCON対抗成功!CON7だから28パーセントなのによく頑張ってくれた!

 で。

 倫太郎のターン。

ぼく「みんなを抱えて逃げたいんですが」

KP「抱えるのに1ターンかかります」

 まあ、でしょうね。少なくとも3人抱えて逃げられるとは思ってなかったよ。

 とりあえずチャットパレットから使えそうな技能を見返します。うん。ないね。

 助ける方法はこれしかないですか。これはこの世界で最初に渡されたルール。これが裏切ることはないでしょう。

KP「やりますか?」

ぼく「やります」

 

 

・・・・・・・・・・・・。

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

 TRPGでこんなに気持ちが動いたのは初めてでした。実際に涙が出るとは思っていませんでした。

 萌さん、真実を打ち明けるとき本当に辛そうでしたし、子供二人も物置で真剣に考えてくれました。

 彼らはみんながみんなを愛している幸せな家族でした。

 おしまい。